百姓を目指す長野移住日記

自分の心がワクワクする方が人生の行くべき方向と信じて、14年間のサラリーマン生活に終止符をうち、横浜から長野県飯島町へ夫婦で移住!ゆるい百姓を目指す日々の日記。

恐怖のマイマイガ2

【移住・飯島町days】

移住に関わる話と、飯島町に引っ越してきてからのなんてことない素朴な毎日の記録のカテゴリー。

 

マイマイガの卵を退治したその後、5月くらいからそれは起こった。

ホチキスの芯ほどであったマイマイガは、ツツジや庭木、芝生、軒下に隠れ密かに大きくなり、ある日気付くと大量に壁を這い、あろうことか、玄関アプローチの楓の樹からぶらさがっているではないか。


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これがマイマイガ

 

楓の樹は大きく繁り、その枝葉の下を通らずには玄関に入ることが出来ない。

恐怖のマイマイガとの戦いが再び過激化した。

毛虫スプレーを購入し、壁に散布。

するとしばらくして大量のマイマイガが床に落ち、ホラーだった。

また、樹の下を通るときは傘で防御し、見つける度にスプレー。見ていると上からスーっと音もなく降りてくるのが見える。極めつけは糸でブランブランして、風に乗り、樹から離れた駐車場の宙でユラユラ揺れている!!

油断すると顔激突。

家の出入りは忍者のように慎重に。

ぶらさがっているやつは、糸を枝でからめとり下に落としてからスプレー。

 

地獄だ。。。

玄関前の樹がさらに横に繁り、左は楓の枝、右はツツジの枝でこすれて服に毛虫が付くので、庭ハサミで少しずつ慎重に通れる道幅を確保するため枝を切る。切っているその間も頭上からマイマイガが降ってくる恐怖。。。

 

しばらく攻防戦が続き、少し数が減ってきたように感じる頃、油断したのか車の運転中にふと助手席を見ると助手席の背もたれをマイマイガが歩いている!!

しかもあいつら意外と歩くの早い!

恐怖に陥り、急いでハザードをつけ停車。

どんどんこちらへ近づいてくるので、仕方なくティッシュを何枚も出し重ねて姿を見ないように捕獲しまるめる。サヨウナラ。

きっとガード用傘に付いていたに違いない。油断した。。。

 

ちなみにマイマイガは家だけではなく、そこらじゅうの茂みや畑の野菜にも引っ付いている。こんなに大量にいる毒蛾なのに、なぜ皆気にしないのか、気付かないのか不思議でならない。

 

最近見る数が少し減ってきたのはサナギになった個体が増えてきたからかもしれない。

よってマイマイガとの戦いはまだ続く。

毛虫スプレー2本目。

恐怖のマイマイガ

【移住・飯島町days】

移住に関わる話と、飯島町に引っ越してきてからのなんてことない素朴な毎日の記録のカテゴリー。

 

 「マイマイガ」をご存知だろうか?

名前の通り蛾の一種です。

成虫は見た目なんてことない普通の蛾。

だけどたびたび大量発生が問題になり、色んな県や市町村で、「大量発生注意、駆除にご協力ください」等発信が出てたりする。

 

 私がマイマイガの存在を知ったのは飯島町で夏を迎えた頃。横浜にいた時はその存在すら知らなかった。

 ある日家に帰ってくると、夜だけでなく一日中、アパートの共同階段や廊下の壁にたくさんの蛾が張り付いていることに気づいた。最初は夏に蛾なんて当たり前なので、気にしていなかったけれど、日に日に数が増えていく。そして毎日数ミリずつわずかに前進しているらしい蛾のお尻側を見ると、卵のようなものが壁に張り付いている。少しずつ少しずつ卵を産み、一つの卵塊が出来ると、親は力尽きるのか、地面に落ちて死んでいた。

それが日に日に増えていき、壁は卵と蛾だらけ、床は蛾の死骸だらけ。

さすがに気持ち悪くなり、ネットでしらべてみると、「マイマイガ」らしいということが分かった。

10年に1度大量発生し、成虫は鱗粉を飛ばし、幼虫は毛虫で毒があるらしい。

一つの卵から大量に孵化してくると…。

壁についている大量の卵から大量の毛虫が出てくるかと思ったらぞっとした。

 ある日自分の玄関の吊り戸部分にかなり大ぶりのマイマイガが大きな卵塊を産み始めた時に恐怖が限界に達した。

 月一回の自治会の掃除で一斉退治してほしいと夫に頼み込んだ。

 この退治がまた厄介で、調べると壁に結構がっちり強力に張り付いており、取りづらい上に、取ろうとすると鱗粉が舞い、目などに入ると人間がダメージを受けるらしい。

 ほんとに厄介な蛾だ。

なので退治する時はマスクとゴーグルを着用し、ペットボトルを切ったものでこそげとるとどこのHPでも紹介されている。

アパートの蛾はありがたいことに、このアパートの男衆によって退治された。

 

 しかしながら、このたび一戸建て貸家に引っ越すことが決まった。家の軒や、基礎部分など雨が当たりづらい場所にあちこちマイマイガの卵がっ!!!!

そしてもう孵化の時期が来ている。ヤバイ!

ふたたびマイマイガの恐怖と戦うことになった。しかも今回は手の届かないような場所や、気づきにくい色んな場所に仕掛けられている。手の届くところは旦那にお願いし、届かない場所はホースのジェット噴射で水攻めだ。

一階は大方駆除した。しかし2階の軒や壁に仕掛けられているところはどうしようもない。悔しいし、恐い。一つでも残っていれば何百と出てくるのだから。

マイマイガの幼虫は洗濯物の中に入り込むこともあるらしい。恐怖しかない。

ぜひマイマイガを検索してみてほしい。ゾッとするから。。。

 

こんなに頑張って駆除してもどこかで孵化してどこかで付着するのか、軽トラの上を這っていたり、農業資材を這っていたり、服に付いていたり、パンツに付いていたり、、、。

なんなのほんとに!!

だけどこっちの人は全く気にしていないのか、気付いていないのか、基本放置。騒いでいるのは私だけ…?

結局そこいら中で卵が孵化し、また大量に成虫になり、大量の卵が産まれ、大量の毛虫が誕生、エンドレス。

よく車に乗ってても分かるくらい、道路の上を毛虫がいっぱい歩いてるしな。。。マイマイガじゃない毛虫かもしれないけど。

 

田舎だから仕方ないのか、でも気持ち悪いものは悪い。

 

※閲覧注意。町中のマイマイガの卵。一部絶賛孵化中。黒い点々。

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