百姓を目指す長野移住日記

自分の心がワクワクする方が人生の行くべき方向と信じて、14年間のサラリーマン生活に終止符をうち、横浜から長野県飯島町へ夫婦で移住!ゆるい百姓を目指す日々の日記。

恐怖のマイマイガ

【移住・飯島町days】

移住に関わる話と、飯島町に引っ越してきてからのなんてことない素朴な毎日の記録のカテゴリー。

 

 「マイマイガ」をご存知だろうか?

名前の通り蛾の一種です。

成虫は見た目なんてことない普通の蛾。

だけどたびたび大量発生が問題になり、色んな県や市町村で、「大量発生注意、駆除にご協力ください」等発信が出てたりする。

 

 私がマイマイガの存在を知ったのは飯島町で夏を迎えた頃。横浜にいた時はその存在すら知らなかった。

 ある日家に帰ってくると、夜だけでなく一日中、アパートの共同階段や廊下の壁にたくさんの蛾が張り付いていることに気づいた。最初は夏に蛾なんて当たり前なので、気にしていなかったけれど、日に日に数が増えていく。そして毎日数ミリずつわずかに前進しているらしい蛾のお尻側を見ると、卵のようなものが壁に張り付いている。少しずつ少しずつ卵を産み、一つの卵塊が出来ると、親は力尽きるのか、地面に落ちて死んでいた。

それが日に日に増えていき、壁は卵と蛾だらけ、床は蛾の死骸だらけ。

さすがに気持ち悪くなり、ネットでしらべてみると、「マイマイガ」らしいということが分かった。

10年に1度大量発生し、成虫は鱗粉を飛ばし、幼虫は毛虫で毒があるらしい。

一つの卵から大量に孵化してくると…。

壁についている大量の卵から大量の毛虫が出てくるかと思ったらぞっとした。

 ある日自分の玄関の吊り戸部分にかなり大ぶりのマイマイガが大きな卵塊を産み始めた時に恐怖が限界に達した。

 月一回の自治会の掃除で一斉退治してほしいと夫に頼み込んだ。

 この退治がまた厄介で、調べると壁に結構がっちり強力に張り付いており、取りづらい上に、取ろうとすると鱗粉が舞い、目などに入ると人間がダメージを受けるらしい。

 ほんとに厄介な蛾だ。

なので退治する時はマスクとゴーグルを着用し、ペットボトルを切ったものでこそげとるとどこのHPでも紹介されている。

アパートの蛾はありがたいことに、このアパートの男衆によって退治された。

 

 しかしながら、このたび一戸建て貸家に引っ越すことが決まった。家の軒や、基礎部分など雨が当たりづらい場所にあちこちマイマイガの卵がっ!!!!

そしてもう孵化の時期が来ている。ヤバイ!

ふたたびマイマイガの恐怖と戦うことになった。しかも今回は手の届かないような場所や、気づきにくい色んな場所に仕掛けられている。手の届くところは旦那にお願いし、届かない場所はホースのジェット噴射で水攻めだ。

一階は大方駆除した。しかし2階の軒や壁に仕掛けられているところはどうしようもない。悔しいし、恐い。一つでも残っていれば何百と出てくるのだから。

マイマイガの幼虫は洗濯物の中に入り込むこともあるらしい。恐怖しかない。

ぜひマイマイガを検索してみてほしい。ゾッとするから。。。

 

こんなに頑張って駆除してもどこかで孵化してどこかで付着するのか、軽トラの上を這っていたり、農業資材を這っていたり、服に付いていたり、パンツに付いていたり、、、。

なんなのほんとに!!

だけどこっちの人は全く気にしていないのか、気付いていないのか、基本放置。騒いでいるのは私だけ…?

結局そこいら中で卵が孵化し、また大量に成虫になり、大量の卵が産まれ、大量の毛虫が誕生、エンドレス。

よく車に乗ってても分かるくらい、道路の上を毛虫がいっぱい歩いてるしな。。。マイマイガじゃない毛虫かもしれないけど。

 

田舎だから仕方ないのか、でも気持ち悪いものは悪い。

 

※閲覧注意。町中のマイマイガの卵。一部絶賛孵化中。黒い点々。

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