百姓を目指す長野移住日記

自分の心がワクワクする方が人生の行くべき方向と信じて、14年間のサラリーマン生活に終止符をうち、横浜から長野県飯島町へ夫婦で移住!ゆるい百姓を目指す日々の日記。

39.高知県 ~2012年4月 高知城と桜を楽しむ旅②~

【47都道府県旅】

日本の47都道府県の旅の記録のカテゴリーです。ゆっくりじっくりため込んできたので数年前のものから最近のものまで色々。

【日本の城】

城めぐりに一時はまって、47都道府県巡りとなるべく組み合わせて訪ね歩いた記録のカテゴリー。しかしながらこちらも結婚を機にブレーキがかかってしまい、御無沙汰気味である。

 

 

<2日目>

高知城散策

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 でで~ん。今回の目玉高知城にやってきましたよ。
朝起きてみたら台風並みの低気圧が西からやってきていて、あいにくの雨模様。しかも風も強い強い…。悪天候だけれど城を観ずには帰れない!
高知城は一時国宝になっていた事がありますが、昭和25年の法制定により重文になったそうです。
 

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 立派な追手門をくぐりますと、千代様がお出迎えでございます。
功名が辻のこの馬のストーリーのシーンが結構好き。夫婦喧嘩をして、仲間由紀恵演じる千代が「こざかしい女などと~!」って泣きじゃくるのがとっても可愛いのです。それにうろたえる上川隆也演じる一豊も可愛らしく、ほほえましい夫婦であります。

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 お天気の悪さもプラスに考えれば、雨量の多い土佐で排水に工夫を凝らしたと言われる高知城の排水設備が活躍しているところを見られるということ。
ほらこの石樋!実際にジャブジャブとものすごい勢いで排水してますぞ。
 天気が悪く足場が悪いので迷わずに天守を目指します。詰門から本丸へ、最後は御殿を見学。

 

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 天守の中に入ると土佐の暮らしや築城の様子が分かるジオラマがたくさん展示してあり、それが結構精巧で、人の動きとか表情がなかなかに面白い。

 

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 山内家の家紋、三つ葉柏の家紋の瓦。
「亡き盛豊公が~…」と吉兵衛の声が聴こえてくるようです。(ドラマで武田鉄矢演じる吉兵衛が何度も語る口癖みたいなの)

 見学中も雨風はどんどん強まり、スタッフのお姉さんが走り回って窓付近を拭いたりしていた。全体的に木が湿っていた。木造だもんね。大昔のあの超急勾配の階段をお姉さんが猛スピードで駆け下りて行った時は思わず尊敬!

 

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 一豊と千代の二人三脚の軌跡だ。

 

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 二人並んでいるのが嬉しいね。

 

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 天守からの眺め。晴れているときは四方を見渡せたらしいけど、この日は悪天候のため一か所のみOPEN。この窓も私が立ち去った後に閉められていました。

 本丸御殿

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 天守を出た後は本丸御殿へ。現存天守12城の中で本丸御殿が残っているのは高知城だけだそうです。すごい貴重~!

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 この波の柄も山内家の家紋の一つだそうです。

 

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 この部屋の一番高い所に殿様が座って、次の段に上位の家臣、その下に下位の家臣と座って政務を執り行う。(左写真)右写真の武者隠しには、お侍が3人くらい隠れて殿にもしもの時は飛び出て守ったとのこと。大河ドラマでもよくあるね。
 この頃外の雨風はピーク。城全体がガタガタと揺れていた…。

 

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 勇ましい一豊像も雨でザーザー濡れている…

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 こちらは山内神社。三の丸とかまわりたかったけれど、外の状況がまさに台風のようですさまじく、泣く泣く断念。土佐山内家宝物資料館と神社を駆け足でまわり、ホテルへ逃げ帰る。
 そこで初めてこの低気圧が尋常でない事をニュースで知った。交通がSTOPし始めているようで、心配になってANAに帰りの便を問い合わせ。今のところ飛ぶ予定とのことだったが、その前後の便はすでに欠航。低気圧は関東へと向かっているらしい…。帰り道じゃない…。もしや帰れないのでは…と頭をよぎる。
 とりあえず波浪警報が出ていたので、予定していた桂浜へは行けるはずもなく、チェックアウトの時間まで作戦を練ることに。

 

街中散策

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 少し雨が弱くなったので、ひろめ市場を少し見学して、帯屋町商店街の中の「光の種」というカフェでお昼を食べた。とてもおしゃれで素敵なお店だった。ご飯もヘルシーで量も満足。タイのコーヒーの木を守るボランティアから始まったお店なんだって。素敵。店主さんや常連客さんも気さくで、冗談言いながら道を教えてくれた。

 

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 一応観光スポットらしいので写真を撮る。ここ交通のかなめ。

 

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 高知に来てからずっと、高知ってお花の県だな~と感じていたのだけど、街中も綺麗にしてあってやっぱりお花の県だわ。

 

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 チェックアウトするつもりで預けた荷物を取りにホテルへ戻った。風は強いものの、雨はやみ、時折晴れ間もあったので大丈夫かな~と思ってANAへ問い合わせると、なんと飛行機が欠航!急遽そのままホテルで延泊をお願いし再度チェックイン。次の日の飛行機をおさえた。
 次の日も定休日だったので、お金はかかるものの気持ちは結構気楽で、「明日こそは晴れた城を観るぞ!」と残念だったけど嬉しいみたいな変な感じだった。きっと高知がもう1泊していきなよって言っていたのだと思う。高知が落ち着いてきたその頃、関東は大荒れの天気のようでした。

 

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 お城を観るための旅だったので、お城のすぐ近くのホテルをとってよかった。夜も月と桜とお城のコラボ。三脚がなくてうまく撮れなかったけれど、綺麗すぎてホーッとため息。

 

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 思わぬ延泊出費になってしまったので、夜はコンビニ食で節約をして、デザートだけホテルで買って奮発。結局出費してるか(笑)

 

③三日目へ続く…

ブログの更新


10月9日ブログを更新しました。