百姓を目指す長野移住日記

自分の心がワクワクする方が人生の行くべき方向と信じて、14年間のサラリーマン生活に終止符をうち、横浜から長野県飯島町へ夫婦で移住!ゆるい百姓を目指す日々の日記。

39.高知県 ~2012年4月 高知城と桜を楽しむ旅①~

【47都道府県旅】

日本の47都道府県の旅の記録のカテゴリーです。ゆっくりじっくりため込んできたので数年前のものから最近のものまで色々。

【日本の城】

城めぐりに一時はまって、47都道府県巡りとなるべく組み合わせて訪ね歩いた記録のカテゴリー。しかしながらこちらも結婚を機にブレーキがかかってしまい、御無沙汰気味である。

 

f:id:michinokotori:20200907101553j:plain

◆旅シーズン◆

2012年4月の1週目(2泊3日)

 

旅の目的

  1. 高知城with桜を観る!
  2. 高知の電車に乗って車窓を楽しむ!
  3. 桂浜で竜馬と同じ景色を見る!

旅の始まりは…

 旅の始まりは偶然目にした「戦国ロマン城めぐり」という本。
日本史が一時期好きだったこともあり即購入。面白く読んでいる中に「高知城」という素敵なお城が目に留まった。「天守現存」で昔のままが残っているという所に魅かれ、「高知城に行きたいな~」と思うように。
一度行きたいと思うとテコでも行きたい波が止まらぬほどに押し寄せてくる時がある。今回もそう。「お休みが取れないかも」「お金がないかも」と何回も諦めようとしたけれど、心が高知に呼ばれていた。本当にそうとしか言いようがない。
 高知城のページを恨めしく見ていると、このお城は以前NHK大河ドラマで放映された「功名が辻」の山内一豊が築いた城らしいと分かった。もし行くのならせっかくだから予習して行きたいな~とそれまでさほど興味がなかったのに、TSUTAYAでDVDをレンタル。そうしたらどんどん転がり落ちるように山内一豊と千代の話に呑み込まれ、「絶対行かなきゃ高知!」と旅に出る事を決意した。
 高知と言えば坂本龍馬が有名だけど、「龍馬伝」に行かず、「功名が辻」に行く所が我ながら私らしい。世は完全に竜馬風だったのに(笑)私は戦国時代とかの方が好きなのよ~。さてさてそんなこんなの高知旅の始まり。
 はじめは1泊2日の予定がなぜか2泊3日になったかは、先へ進めば分かるぜよ。

 

<一日目>

高知駅からアンパンマン号に乗りま~す

f:id:michinokotori:20200907105211j:plain

 高知龍馬空港からバスでJR高知駅で到着すると早速高知の有名人お三方がお迎えしてくれました。この時「龍馬の休日」なる特設広場があったのです。

 

f:id:michinokotori:20200907105445j:plain
f:id:michinokotori:20200907105519j:plain

 土佐くろしお鉄道「南風」に乗って、四万十方面へ向かいます。車体にアンパンマンの絵柄が可愛い!アンパンマンの作者「やなせたかし」さんが高知県出身なのでアンパンマン推しなのね。

 ちょっと話は反れるけど、当時車が運転できなかった私の一人旅は、飛行機、バス、電車、自転車が全てだったので、いつも旅に出る前に時刻表と地図をダウンロードし、入念に工程計画を立てました。無計画に気ままに~という人もいるけれど、それが出来るのは車の人。地方の公共ラインは1時間に1本だったり、もっと少ないのもザラなので、逃すとそこで一日足止め、または目的地にたどり着けなかったということになります。なので、一人旅好きの車運転できない人には強く「地方の移動手段をなめてはいけないよ」と言いたいです。高知だけの話ではなく、全国の日本の首都圏以外に当てはまります!

 

f:id:michinokotori:20200907110409j:plain
f:id:michinokotori:20200907110345j:plain

 電車旅のお供は高知駅のパン屋さんで買ったアンパンマンシリーズのパン!かわゆいです。なぜアンパンマンがいないかって?私がアンコを食べられないから。

 

f:id:michinokotori:20200907110637j:plain

 1時間45分くらいで中村駅に到着!
車窓はずっとのどかな景色で、くろしお鉄道というから海のそばを走るのかと思ったら、海はほとんど見えず、山と民家の景色でした。高知に来てからどこを見ても花が美しく、たんぽぽ、すみれ、桜、水仙、野草、道沿いや民家の庭によく綺麗に植えこんである。高知人素敵です。

四万十川サイクリング

f:id:michinokotori:20200907111002j:plain

 中村駅から観光案内所までは徒歩5分くらい。観光案内所でレンタサイクルを借りていざ出発。普通自転車で5時間以内 ¥600円、1日 ¥1,000円。(2012年4月時点)
ブレーキの悲鳴が半端ない自転車でした(笑)
 この日の宿は高知駅前にとってあったので、この日中にまた高知駅に戻らなければならず、日帰りできるルートを走りました。私が走ったのは、中村駅から赤鉄橋を渡って、菜の花の森、桜づつみを通り、佐田沈下橋を渡って駅まで戻てくるルートを計画。

f:id:michinokotori:20200907112321j:plain

f:id:michinokotori:20200907112845j:plain

 川沿いの土手を走る。人もほとんどおらず、四万十川を独り占め!平和だ。
このじきはちょうど桜と菜の花が見頃で、どちらもずっとそこで寝そべって昼寝したり本を読んだりしたい感じの場所でした。電車のリミットがあるから今回はそこまでのんびりは出来ないけれど、今度は四万十泊してカヌーとかもしたいな。

 

f:id:michinokotori:20200907113243j:plain

 もうまるで絵本の中のような場所だった。

f:id:michinokotori:20200907113540j:plain

 桜づつみにて。桜のエリアは少し車で人が来ていて、TVのリポートもしていたよ。

f:id:michinokotori:20200907113747j:plain

 だ~れもいない川沿いの山道をひた走る。緑のにおいとウグイスのさえずり練習の声が聴こえる。マイナスイオンたっぷりで爽快!途中畑を耕す民家があったりして和み、思わず「第一村人発見!」とか言って話しかけたくなった(笑)

 

f:id:michinokotori:20200907114019j:plain

 佐田沈下橋に到着!川沿いにも菜の花が。

 

f:id:michinokotori:20200907114158j:plain

 晴れていたらもっと遠くまで良く見渡せたかな?遠くに小さく見える屋形船。屋形船も乗ってみたいなあ。
 帰り道は台風が近づいてきていたので雲行きが怪しくなってきて、おまけに向かい風でペダルが超重い。夜太ももが筋肉痛になった(´;ω;`)

 

f:id:michinokotori:20200907114512j:plain

 一泊で帰るつもりだったので、ホテルの日本料理店でちょっとリッチにセットと梅酒を頼んだ。高知の特産ドロメ(イワシ類の稚魚)とカツオの内臓、田舎寿司(こんにゃくがのっている)、カツオのたたきなど高知名物づくしでした。

 

②二日目へつづく…

ブログの更新


10月9日ブログを更新しました。