百姓を目指す長野移住日記

自分の心がワクワクする方が人生の行くべき方向と信じて、14年間のサラリーマン生活に終止符をうち、横浜から長野県飯島町へ夫婦で移住!ゆるい百姓を目指す日々の日記。

立茎でハウスの景色一変。そして苦手なアイツ2現る。。。

【農業】

自分で農業が出来るようになるために、研修中の農業の記録カテゴリー。

 

f:id:michinokotori:20200529172846j:plain


5月から少しずつ始まった、アスパラの立茎。
春の収穫が終わってきたので、夏の収穫に向けて親木を選んで立てていきます。
葉をいっぱい茂らせて、たくさん光合成して栄養を蓄えられるように。

 
夏の収穫は親木の横から生えてくるので、選ぶアスパラ重要です。
上伊那では10mm~15mmの太さの茎を、1株あたり2~3本立てるようにと教科書にはあります。
実際は10mmだとちょっと細すぎるので、3本Lの太さくらいのを立てると具合がいいと現場で話で聞きました。
師匠の畑では、アスパラが25cm間隔で植えてあるので、1mに5~7本になるように残してとの指導です。

アスパラは人間の希望どおりには生えてくれないので、通路に飛び出してきたり、ハウスの外に出たがったり、同じところにいっぱい生えて、ある場所はなかなか生えてこずに閑散としていたり、太いのがいっぱい出る株や細いのしか出ない株など…。
なかなか難しいけれど、だんだんと立ってくるとジャングルのように葉が茂って、春とは景色が違います。

 

そうすると今度は混みあってきて蒸れると病気になったり、光合成がしにくくなるので、足元の余分な茎が収穫し、足元50cmの枝はカットします。
なので、生い茂ってきたから、最近は依然にも増してはいつくばって作業してます。

そんな中、見てしまったのよ。
アイツを。苦手なアイツ。
今度のアイツは綺麗な緑色だったわ。
私の親指くらいのサイズで、背中に少し黒い斑点が付いているの。
小さなアスパラの葉にしがみついて。
「あー、これはたぶん無視してはいけないんだろうな。。。」と思いつつ、ヨトウムシよりも肉厚で緑で、ハサミでチョッキンするのがためらわれ、師匠を呼んでしまった。

確認するとやっぱりアスパラの頭を食べてしまうので、退治しないといけないとのこと。「ハサミでチョッキンできなかったらこうするで」と師匠は小さなアスパラの葉ごと切って、思い切り床に叩きつけました。
なるほど…
ハサミとどちらがいいか微妙なとこだけど。
虫さん可哀そうだけど、さようなら…。

 

f:id:michinokotori:20200529172914j:plain

★アスパラの実がなっているところもあったよ。初めて見た~♪

 

f:id:michinokotori:20200529172935j:plain

★しけっぽい圃場は、溝を作って水けを逃がす。こうしてあげるだけでアスパラの状態が良くなるって。これからのアスパラ君の様子が楽しみです。
 

ブログの更新


10月9日ブログを更新しました。