百姓を目指す長野移住日記

自分の心がワクワクする方が人生の行くべき方向と信じて、14年間のサラリーマン生活に終止符をうち、横浜から長野県飯島町へ夫婦で移住!ゆるい百姓を目指す日々の日記。

夏野菜が少しずつ出来はじめ、梅雨に入る。そして雑草とアブラムシとの闘い始まる。

【家庭菜園】

長野県に移住しきて一番の趣味になり心のオアシスになっている家庭菜園のカテゴリー。面積約80~100㎡弱。とりあえず勉強のためにやってみたい野菜を色々とチャレンジ中。

 

f:id:michinokotori:20200614093520j:plain

 

  家庭菜園の夏野菜が実を付け始めました! 
 
こちらの写真はナスくんですね~。やっぱり自根より接ぎ木苗の方が育ちますね。
町民農園は前の年に使っていた人がどこに何を栽培していたのか分からないし、土壌にもどんな肥料や土改剤を撒いていたのかも分からないので、気付かぬうちに連作になってしまっていたり、養分が偏ってしまっていいたりする可能性があると思います。
まあ、でも家庭菜園なのでその辺はあまり気にしないようにしようと思って、失敗したらしたでいいさ~、実験さ~、なんくるないさ~と適当に始めました。

 
 区画の中で一番日当たりがいいと思われる場所に、たしか千両ナス(接ぎ木)一株、米ナス(自根)一株、何とか長ナス(自根)一株を植えた。
すぐに花と実を付けたのは接ぎ木の千両ナス。
自根の米ナスは最近やっと葉が大きく安定した苗になり、立派になって花が付いたところで成長がゆっくりだった(植えたのが早すぎたのが原因かも)。
自根の長ナスは苗を買った時は元気だったはずなのに、ベランダで保管していた2~3日に元気がなくなり、植付時にはなんだか頼りない感じに。植えた後も調子が悪くて全然育たず虫の息。そんな弱っている感じだから、蟻とアブラムシの襲撃にも耐えられず、瀕死の状態に。どうみてももうダメだなって感じなんだけど…
けど、頑張ってるのよ!葉もどんどんダメになって丸ハダカなのに、生長点は生きてて、次の葉を出そうと耐えてるの!だから見捨てられなくて、「頑張れ~!頑張れ~!」と思い応援している。

 

f:id:michinokotori:20200614093544j:plain

 

 こちらはキュウリくんですね。
 最初植えた時によく調べないで植えたもんだから、畝のど真ん中に植えてネットや支柱の位置とか考えてなかったのよね。
それで、株を宙ぶらりんにネットに引っ張るとフラフラしそうだから、L字型に仕立てて株を安定させようと思って、畝の真ん中から畝を這わせて畝の端にあるネットに誘導。
安定はするけど、泥はねがちょっと心配。敷き藁をもっと端まで敷き詰めれば良かったかな。ちょうど畝を這わせたところにもうキュウリが出来ていた!L字に導いたものだから。地面すれすれに着果してしまいました。摘果すればよかったのか…?
とにかくもう成ってしまっているので、このまま収穫してしまう。
その先はネット沿いに上に伸びて行っているから大丈夫かな…?
キュウリ一つにしても、調べてみると色んな仕立て方があるので、奥深いですなあ。

 キュウリはこの一番育っている子はたしか自根だったような…?
もう一株の自根株は育ちが遅くて勢いがない。残りの一株は接ぎ木で葉は青々として元気そうなんだけど、黒いアブラムシが葉裏に大量にくっついて、蟻が補助するものだから、退治しきれない…アブラムシの付きやすさには品種が関係するのか…?たまたまその場所がターゲットにしやすかったのか…?
 ストチュー(酢と焼酎)がウドン粉病の防止や害虫対策によいと本に書いてあったので、特製ストチュー(酢と泡盛重曹をかけてみた。重曹も害虫対策になり、光合成も促してくれると書いてあったので一緒に入れてみた。
「う~ん、効いているのかいないのか効果がいまい分からない。」
アブラムシはいなくならないけど、株は元気そうだ。定期的に散布して様子を見る事にした。所々で蜘蛛やテントウムシテントウムシの蛹を見かけたので、彼らの活躍に期待する。そうやって生態系は出来ているはずだ!そして弱いものは死ぬ!のが自然の摂理。家庭菜園は商売でなくて趣味なので、ゆるりと行こう。

 

f:id:michinokotori:20200614093604j:plain

 こちらはゴーヤーくん。
彼らはタフなので、あまり心配をしていないが、まだ長野の気候は涼しすぎるのかあまり勢いはない。九州や沖縄でモリモリ育つ植物なので仕方ない。気長に待ちましょう。
しかし、親つるを摘心したら子づるが出てきて、花も付くようになってきました。
畑にはよく色んな虫が飛び回っているから、受粉も人の手でお世話しなくても全然大丈夫そう。これからの育ちに期待します。

 

 気温が上がってきて困っているのが雑草!!
これまた一番最初によく勉強せずに始めたので、太陽熱消毒で雑草の種や雑菌を消毒なんてことしなかったし、ビニールマルチも使わず稲わらマルチなので、雑草が生えてくる生えてくる。しかも畑が地味に広いので、一人では手が回りませぬ…。
「あれ!ここ2日前に綺麗にしたはずなのに、跡形もなく雑草がスクスク生えてる!」なんてことも逞しや雑草…。
 「根っこから抜くと土が締まってどんどん固くなるので、生長点を残さず根だけのこして刈るのがよい」なんて情報もあったりして、どうしようかな~と思っている。根から抜くと稲藁が一緒に取れて絡まって面倒という問題もある。
試しに草刈鎌を買ってみたので、これで刈ってみよう。まあ、すぐに生えてくると思うけどね。
 「雑草があることで、色々な生物が住むので益虫が増えてよい」とか「雑草がおとりプランツとして虫に食べられてくれるので野菜の被害が少なくてすむ」とかいう情報もあり、雑草も取り切れないので、ある程度は生えてても仕方ないや~と思うのだが、雑草が伸びてくると野菜の様子が見えなくなってしまうのよ!

 

 確かに自然界において野菜だけが綺麗に生えてて、雑草も虫もいない状況なんて不自然だ。なのでそのままにしておく方がある意味自然で生態系がまわるのだろう。うまく共存したいものだ雑草。そして梅雨入りして雨が降り続いており、畑に全く行けていないので、その間にもスクスクと雑草が豊かに成長していることでしょう…。

ブログの更新


10月9日ブログを更新しました。