アスパラの夏の収穫が始まります
【農業】
自分で農業が出来るようになるために、研修中の農業の記録カテゴリー。
上伊那のアスパラ栽培は、ハウスでの半促成型栽培で春と夏に収穫が出来る。
春収穫が終わり立茎が始まり、しばらく出荷できるようなアスパラがほぼ取れない時期が続くが、立茎の親木が立派に立ち葉が青々と茂ってくると、親木の横からまたアスパラが出てくるようになる。
このアスパラが夏の収穫だ。6月2週目くらいから頭が所々少しずつ出始めた。頭がのぞき始めると嬉しくなる。
ただ、春と違って青々と茂った親木がたくさんたっているので、収穫する時にはアスパラの株もとに潜り込んで収穫しなければならないので、春よりは獲りにくいかもしれない。
まだ少し出始めたばかりで収量があまりないので、研修は1週間お休みになった。その間に里親研修の講義動画を見る事にする。
「病害虫」「土壌肥料」「気象」久々に大学に行ったような気分だ。コロナの影響で動画配信になったが、動画配信だと家で空いた時間に見られるし、聞き逃した場所を巻き戻して見られたり、メモを取る時に一時停止できるので、意外と便利だった。聞きづらいときはイヤホンをしてボリュームを上げればいい。
私は大学の専攻は社会学で文系だったけれど、実は中学・高校時代は理系の授業も好きだった。特に生物が好きで、文系なのに自由選択科目で生物を選択していた。音楽と美術のどちらかを選ばなければいけない時もどちらも好きでわりと得意分野だったので、なんでどちらか決めなきゃいけないんだろうと思ったのだった。
どうして学校で学ぶときには文系と理系ってきっちり分けないといけないのかしらと思った。効率的に必要な知識を学ぶならその方が教えるサイドもやりやすいのだろうけれど、子供の学ぶ意欲を下げないためには学びたい科目を理系文系なんてカテゴリーで分けずに自由に選べるようにすればいいのになあ。その方が将来進む道の幅も広がりそうだが…。
私は次に生まれ変わった時には理系に進んでみたい。(文系の学問も好きだけど!)
農業からだいぶ話がずれてしまったわ。
学ぶって面白い。農業に関連する授業を受けて、そういえば私学生の事「生態系」とか「植物」に興味があって、環境問題に興味をもって、就職する時に環境問題に力を入れている企業に就職したんだったと思い出した。ここにきて「農業」の道に足を踏み入れ、結局また興味のある所は同じなのかもしれないなとふと気付いたのでした。
農業も農業が環境や人に与える影響も奥が深すぎて、「有機栽培無農薬」なんていきなり崇高で難しい世界にはいけないけれど(まず生活成り立たせないとなので)、色々勉強して自分なりの「地球での色々な動植物と安心安全な共存方法」を見つけて少しずつでも実践していけたらいいなあ。